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雨が流れにくい家ってどんな家?ポイントは屋根の形🌰

塗装・工事の豆知識 2025.10.01 (Wed) 更新

「うちの家、雨が降ると水が溜まってそう…」「雨漏りって不安だな」

と感じたことはありませんか?

特に梅雨の時期や台風シーズンは、雨漏りの心配が尽きませんよね。

でも、実は**「雨が流れやすい家」には、ある共通の秘密があるんです🍧

その秘密は、ずばり「屋根の形」に隠されています。

この記事では、雨が流れにくい家とはどんな家なのか、

そして雨水から家をしっかり守るための屋根の形について、初心者の方にも分かりやすくご紹介します。この記事を読めば、あなたはきっと、ご自宅の屋根が雨に対してどれくらい強いのかが分かり、

これから家を建てたりリフォームしたりする際に、

どんな屋根を選べば良いのか具体的なヒントが得られるはずです!

雨漏りの不安から解放されて、安心して暮らしたいすべての方に読んでいただきたい内容です。

ぜひ最後までお付き合いくださいね!

テキストポイントは屋根の形?雨が流れにくい家とはと様々の家のイラスト


なぜ「屋根の形」が雨漏り対策に重要なのか?

「雨漏りって壁のひび割れとか、屋根材の劣化が原因じゃないの?」

と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。もちろん、それらも雨漏りの原因になります。

しかし、根本的なところで雨水の侵入を防ぐ上で、

屋根の形が非常に重要な役割を担っていることをご存知でしょうか?

屋根の役割は、文字通り家を雨や雪、紫外線などから守ること。

特に雨水は、屋根の勾配(傾斜)や形状によってスムーズに流れるか、

それとも滞留してトラブルの元になるかが大きく変わってきます。

水が溜まりやすい屋根だと、屋根材の劣化が早まったり、最終的に雨漏りに繋がったりするリスクが高まります。

だからこそ、家づくりやリフォームを考える上で、屋根の形に注目することは非常に大切なんです。


「雨が流れにくい家」の特徴とは?

では、具体的に「雨が流れにくい家」とはどんな家なのでしょうか?

いくつか特徴があるので、ご自宅を思い浮かべながらチェックしてみてください。

1. 勾配が緩やかな屋根(陸屋根、緩勾配屋根)

屋根の傾斜がほとんどない、あるいは非常に緩やかな屋根のことを

「陸屋根(ろくやね)」や「緩勾配屋根」と呼びます。

デザイン性が高く、都会的な印象を与えるため、最近のモダンな住宅でよく見かけますね。

しかし、一方で雨水が流れにくく、水が溜まりやすいというデメリットがあります。

水が溜まると、以下のような問題が起こりやすくなります。

  • コケや藻の発生: 水分が常に存在する状態だと、コケや藻が発生しやすくなります。これらは見た目を損なうだけでなく、屋根材の劣化を早める原因にもなります。

  • 屋根材の劣化促進: 水分が蒸発しにくい環境は、屋根材の膨張や収縮を繰り返し引き起こし、ひび割れや反りの原因になります。

  • 雨漏りリスクの増加: わずかな隙間からでも水が浸入しやすくなり、雨漏りへと繋がりやすくなります。特に、屋上として利用されている陸屋根の場合、防水層の劣化が雨漏りに直結しやすいです。

もちろん、陸屋根や緩勾配屋根がすべて悪いわけではありません。適切な防水処理や定期的なメンテナンスを行えば、問題なく使用できます。ただ、雨水対策という点では、急勾配の屋根に比べてより注意が必要だと言えるでしょう。

2. 屋根が複雑な形状をしている家

複数の屋根面が組み合わさった複雑な形状の屋根も、雨水が流れにくい原因になることがあります。

例えば、複数の切妻屋根や寄棟屋根が組み合わさった家、

あるいはデザイン性を追求した多角形の屋根などが挙げられます。

複雑な形状の屋根は、雨水が集中する谷部分(屋根面と屋根面が交わる部分)や、

構造が複雑な入り組んだ部分が多くなります。これらの部分は、どうしても水の流れが悪くなりやすく、

ゴミや落ち葉が溜まりやすい傾向にあります。

谷部分に落ち葉などが溜まると、水の流れがせき止められ、

オーバーフローして雨漏りにつながることも少なくありません。

また、複雑な形状は、施工が難しく、職人の技術力が求められます。

施工不良があると、そこから雨水が侵入するリスクも高まるため、信頼できる業者選びが重要になります。

3. 軒の出がほとんどない家

「軒の出(のきので)」とは、屋根が外壁から突き出ている部分のことです。

最近のモダンな住宅では、軒の出がほとんどない「軒ゼロ住宅」と呼ばれるスタイルも増えています。

スタイリッシュな見た目が魅力ですが、軒の出が少ないと、外壁に直接雨水が当たりやすくなります。

外壁に雨水が直接当たり続けると、以下のような問題が生じやすくなります。

  • 外壁の劣化促進: 外壁材が常に雨に晒されることで、塗膜の劣化やひび割れ、カビ・藻の発生などが早まります。

  • 窓からの雨水浸入リスク: 窓枠やサッシ周りから雨水が浸入するリスクが高まります。

  • 基礎部分への影響: 外壁を伝った雨水が直接基礎部分に流れ込み、湿気や劣化の原因になることもあります。

軒の出は、雨から家全体を守る「傘」のような役割を果たすため、ある程度の軒の出がある方が、長期的に見て家を守る上では有利だと言えるでしょう。


「雨に強い家」にする屋根の形とは?代表的な屋根の種類と特徴

では、逆に雨に強い、つまり雨水がスムーズに流れやすい屋根とはどんな形なのでしょうか?代表的な屋根の種類と、それぞれの特徴をご紹介します。

1. 切妻屋根(きりづまやね)


シンプル・イズ・ベスト!最もポピュラーな屋根の形

日本の住宅で最もよく見かける、シンプルな山型の屋根です。本を逆さまに開いたような形で、二つの大きな面で構成されています。

特徴

  • 高い排水性: シンプルな構造で勾配がはっきりしているため、雨水がスムーズに流れ落ちます。雨漏りのリスクが比較的低いのが特徴です。

  • 施工が容易: 構造が単純なため、施工がしやすく、工事費用も抑えられる傾向にあります。

  • メンテナンスがしやすい: 複雑な谷部分が少ないため、点検や補修がしやすいです。

  • コストパフォーマンス: 屋根材の選択肢も多く、コストを抑えながらも高い性能を発揮できます。

2. 寄棟屋根(よせむねやね)


和風・洋風問わず人気の安定した屋根

四方すべてに傾斜があり、屋根の頂点から四方に流れるような形をしています。安定感のある外観が魅力で、和風建築から洋風建築まで幅広く採用されています。

特徴

  • 四方への均等な排水: 屋根面が四方に分かれているため、どの方向からの雨水も効率よく排水できます。

  • 風に強い: 四方からの風を受け流しやすいため、台風などの強風にも比較的強いとされています。

  • デザイン性: 落ち着いた重厚感があり、デザイン性が高いのも魅力です。

  • 軒の出を確保しやすい: 四方に軒があるため、壁面や基礎への雨水の浸入を防ぎやすいです。

3. 片流れ屋根(かたながれやね)


モダンでスタイリッシュ!近年人気のデザイン

一つの屋根面が斜めに勾配しているシンプルな屋根です。太陽光パネルの設置に適していることから、近年人気が高まっています。

特徴

  • 優れた排水性: 一方向へ一気に雨水が流れるため、排水性に優れています。

  • シンプルな構造: 構造がシンプルなため、施工が比較的容易で、コストも抑えやすいです。

  • 太陽光発電に最適: 南向きに大きな屋根面を確保しやすいため、太陽光パネルの設置に非常に適しています。

  • モダンなデザイン: シャープでスタイリッシュな外観を演出できます。


家を長持ちさせるための「屋根の形以外の」雨水対策ポイント

屋根の形が重要であることはお分かりいただけたと思いますが、それ以外にも家を長持ちさせるためにできる雨水対策があります。

1. 定期的な点検とメンテナンス

どんなに優れた屋根の形をしていても、経年劣化は避けられません。定期的に専門家による点検を受け、ひび割れやズレ、コケの発生などがないかチェックしてもらいましょう。早期に問題を発見し、適切なメンテナンスを行うことで、大きなトラブルを防ぐことができます。特に、台風や大雨の後は、屋根に被害がないか確認することをおすすめします。

2. 適切な屋根材の選択

屋根材も雨水対策において重要な要素です。例えば、水はけの良い素材や、防水性の高い塗料で仕上げられた屋根材を選ぶことも大切です。また、積雪が多い地域では、雪が滑り落ちやすい素材を選ぶなど、地域の気候に合わせた屋根材を選ぶことも重要です。

3. 適切な雨樋の設置と清掃

雨樋(あまどい)は、屋根から流れ落ちる雨水を集めて地面へと誘導する、家の排水システムです。雨樋が詰まっていると、雨水が溢れて外壁を汚したり、基礎部分に浸入したりする原因になります。定期的に雨樋の清掃を行い、落ち葉やゴミが詰まっていないか確認しましょう。破損している場合は、早めに修理・交換することをおすすめします。


まとめ

今回は、「雨が流れにくい家」の特徴と、雨水に強い屋根の形について解説しました。

ご自宅がどんな屋根の形をしているか、そしてどんな対策が必要なのか、少しでもお分かりいただけたでしょうか?🍉

雨水は、家にとって最も大きな脅威の一つです。

しかし、適切な屋根の形を選び、定期的なメンテナンスを怠らなければ、

雨から家をしっかりと守り、長く快適に暮らすことができます。

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