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防水立ち上がりとは?バルコニー・ベランダ必須工法🐙

塗装・工事の豆知識 2025.08.14 (Thu) 更新

今回は「防水立ち上がり」について解説します。

「バルコニーの防水って、床面だけやれば大丈夫でしょ?」と思っていませんか?

実は、立ち上がり部分が施工されていないと、思わぬ雨漏りや建物の劣化につながる危険性があるんです。

この記事では、「防水立ち上がりって何?」「なぜ必要なの?」「どれくらいの高さが必要?」

といった疑問を初心者の方でも理解できるよう、やさしく解説していきます°🍓’ 𝜗𝜚

ベランダやバルコニーの防水リフォームを考えている方、雨漏りが心配な方、

建物のメンテナンスを始めたい方に向けた内容ですので、ぜひ最後までご覧ください🌿 ︶ ✦

テキスト老衰の鯨飲になる?ベランダ防水で重要な立上りの話とベランダ床塗装の写真


1. 防水立ち上がりとは?基本をおさらい

「防水立ち上がり」とは、バルコニーやベランダの床面から外壁へ立ち上がるようにして施工される防水層

のことを指します。

簡単に言うと、“水が上から侵入しないようにする”ための壁際の防水処理です。

通常、防水施工は床面だけでは不十分で、壁と床の境目まで巻き上げるように施工することで、

雨水の浸入を防いでいるんですね。

屋上防水下塗りの写真


2. なぜ「立ち上がり」が必要なのか?

建物は、上からの雨だけではなく、風で吹き込む水や排水不良による逆流といったリスクにもさらされています。

このとき、防水立ち上がりがない(もしくは不十分)だと、壁と床の間から水が入り込み、

下階への雨漏りや壁内の腐食を招いてしまうことがあるんです。

特にバルコニーやベランダは「外に出ている場所」なので、水の影響を直接受けやすく、防水の精度が問われます。


3. 防水立ち上がりの理想的な高さと基準

立ち上がりの高さには、建築基準法や各種施工マニュアルである程度の目安が示されています。

一般的には…

  • サッシ下端から150mm以上の高さが推奨

  • 実務的には200mm前後が安全とされています

立ち上がりが高いほど、水が跳ねたり吹き込んだ際の浸水リスクを抑えることができます。

ただし、サッシとの兼ね合いや外観にも関わるため、バランスを考えた設計が必要です。


4. 立ち上がりが不十分だとどうなる?

防水立ち上がりが足りなかったり、経年劣化していたりすると、以下のような問題が起こる可能性があります。

  • 室内側への雨水の侵入

  • 外壁の内部に湿気がこもり、カビが発生

  • 木材の構造が腐食し、シロアリの温床に

  • 下の階への雨漏りトラブル

一見すると「ちょっとしたスキマ」でも、水の侵入は想像以上に深刻です。

特に、見えない部分で進行する劣化は、早期発見が難しく、気づいたときには大規模修繕が必要…ということも。

ベランダ床中塗りの写真


5. よくある施工不良のパターン

立ち上がり部分の防水でありがちなミスとしては、以下のようなケースがあります。

  • 高さが規定に満たない(100mm以下など)

  • サッシの下に隙間があるのに処理されていない

  • シーリングの打ち忘れや劣化

  • 外壁との取り合い部分にクラック(ひび割れ)が発生

こうしたミスが後々雨漏りや施工不良につながるため、施工直後の確認と定期点検がとても大切です。


6. FRP・ウレタン・シート防水ごとの違い

防水立ち上がりの施工は、防水材の種類によって方法が異なります。

▼FRP防水

  • 樹脂で硬化させて一体化

  • 立ち上がりとの密着性が高く、強度も◎

▼ウレタン防水

  • 刷毛やローラーで塗って施工

  • 凹凸部分にも対応でき、柔軟性がある

  • ただし、厚み不足になりやすいので注意

▼シート防水(塩ビ・ゴム)

  • 張り込みで施工し、接着剤や機械固定で処理

  • 素早く施工できるが、立ち上がり部の密着処理が要技術

それぞれの材料には得意・不得意があり、建物の形状や用途に合わせた選定が必要です。


7. メンテナンスのタイミングとチェックポイント

防水立ち上がりも、時間とともに劣化していきます。以下のような症状があれば、メンテナンスを検討しましょう。

  • シーリングのひび割れ

  • 立ち上がり部分に黒ずみ・カビ・はがれ

  • 雨の後、サッシの下に水がたまる

  • 周囲にコケや水はけの悪さが見られる

10年以上経過している場合は、定期的な点検と再施工が推奨されます。


8. 信頼できる防水工事業者の見分け方

防水立ち上がりは、細部の仕上がりで性能に差が出る工事です。だからこそ、業者選びが非常に重要です。

信頼できる業者の特徴:

  • 防水専門の施工実績が豊富

  • 現地調査をしっかり行い、細かく状況を説明してくれる

  • 見積りに「立ち上がりの処理内容」が明記されている

  • 保証制度がある(最低5年、理想は10年)

  • アフターフォローが明確

深井塗装では、防水工事にも自社職人が丁寧に対応し、お客様に安心していただける体制を整えています。


まとめ

今回は、バルコニーやベランダの防水工事に欠かせない「防水立ち上がり」について詳しくご紹介しました。

一見すると小さな部分に思えますが、防水立ち上がりの施工精度は、建物全体の防水性能を左右するほど重要です。

適切な高さ・確実な施工・定期的な点検が、雨漏りを防ぎ、住まいの寿命を延ばすことにつながります。

「ベランダ防水が古くなってきたかも」「立ち上がりの状態が気になる」という方は、ぜひ一度専門業者に相談してみてください。

足立区・荒川区・葛飾区・北区・草加市をはじめ、東京23区全域および埼玉県南部、千葉県でも対応しております。

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