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水性塗料と油性塗料どっちがいい?外壁塗装での使い分けについて୭˚🍦

塗装・工事の豆知識 2025.10.07 (Tue) 更新

外壁塗装を検討するとき、必ずといっていいほど登場するのが「水性塗料」と「油性塗料」

業者から説明を受けても「結局どっちが良いの?」「家にはどちらを選ぶべき?」と迷う方は多いはずです。

実際には、どちらかが絶対に優れているわけではなく、建物の状況・希望する仕上がり・予算・環境条件によって適切な選択が変わります⊹ ◟🐇 ˚

この記事では、外壁塗装を初めて考える方にもわかりやすく、水性塗料と油性塗料の違いと、使い分けのポイントを徹底解説します!

テキスト水性塗料と油性塗料どっちがいい?と油性缶、水性缶のイラスト


水性塗料と油性塗料の基本的な違い

塗料は「顔料・樹脂・添加剤」と「溶剤」で構成されます。
この「溶剤」の部分が「水」か「有機溶剤(シンナーなど)」かによって、水性か油性かが決まります。

  • 水性塗料:水で薄める。においが少なく環境にやさしい。

  • 油性塗料:シンナーで薄める。密着性や耐久性に優れる。

つまり、「溶かす成分の違い」が最大のポイント。これが施工性や仕上がり、耐久性に影響を与えます。


水性塗料のメリット・デメリット

メリット

  1. 環境と人体にやさしい
     VOC(揮発性有機化合物)の排出が少なく、臭いも控えめ。住宅密集地や子ども・高齢者がいる家庭でも安心です。

  2. 施工時の扱いやすさ
     乾燥時間が適度で、職人も作業しやすい。屋外塗装に適しています。

  3. 価格が比較的安い
     油性よりコストを抑えやすく、予算を重視する場合に向いています。

デメリット

  1. 密着性・耐久性がやや劣る
     下地との相性によっては剥がれやすくなることも。特に金属やツルツルした面は注意が必要。

  2. 低温・多湿に弱い
     雨や湿気の多い季節には乾きが遅く、仕上がりに影響が出る場合があります。

  3. 高級塗料はまだ選択肢が少なめ
     近年改良が進んでいるものの、超高耐久グレードは油性に多いのが現状です。


油性塗料のメリット・デメリット

メリット

  1. 優れた密着性と耐久性
     金属やコンクリート、古い塗膜の上からでもしっかり密着。外壁だけでなく屋根や鉄部に多く使われています。

  2. 仕上がりの美しさ
     塗膜が強く、ツヤが出やすい。高級感を求めるケースでは好まれます。

  3. 高耐久グレードが豊富
     フッ素や無機塗料など、超長寿命タイプは油性系が多いのが実情です。

デメリット

  1. シンナー臭が強い
     施工中は刺激臭が出るため、換気や近隣への配慮が必須。

  2. 環境負荷が大きい
     VOC排出が多く、環境意識の高いエリアでは敬遠されることもあります。

  3. 価格が高め
     高耐久な分、初期費用が上がりやすい傾向があります。


外壁塗装での使い分けポイント

「どちらがいいか」は建物や環境によって変わります。以下を目安に考えてみましょう。

水性塗料がおすすめなケース

  • 住宅密集地でにおいトラブルを避けたい

  • 子どもや高齢者がいて安全性を優先したい

  • 予算を抑えて10年前後で再塗装する計画がある

  • モルタルやサイディング外壁など一般的な下地

油性塗料がおすすめなケース

  • 屋根や鉄部、金属サイディングなど密着性が求められる場所

  • 長期的に塗り替え回数を減らしたい

  • 高級感あるツヤ仕上げにしたい

  • 耐久性を最優先に考えたい


水性と油性の費用比較

外壁塗装の費用感(30坪の住宅を想定)

  • 水性シリコン塗料:約60〜80万円

  • 油性シリコン塗料:約70〜90万円

  • 水性フッ素塗料:約90〜110万円

  • 油性フッ素塗料:約100〜130万円

同じグレードでも油性の方がやや高額。ただし耐久性を考えると、長期的なコスト差は縮まることもあります。


よくある質問(Q&A)

Q1. 水性塗料は耐久性が低いのでは?
→ 昔はそう言われていましたが、最近は改良が進み、シリコンやフッ素の水性タイプでも12〜15年持つものもあります。

Q2. 油性塗料の臭いはどのくらい続く?
→ 施工中〜乾燥までの数日がピーク。窓を閉め切るなどの対策が必要です。

Q3. 助成金や補助金はどちらでも使える?
→ 塗料の種類ではなく、工事内容や自治体の条件によって決まります。事前に確認しましょう。


まとめ:水性と油性は「どちらが優れている」ではなく「適材適所」

水性塗料は 環境・安全性・コスト面に優れる 一方で、油性塗料は 密着性・耐久性・仕上がりの美しさに強み があります。

外壁塗装で大切なのは、「自分の家にとって何を優先するか」を明確にすることです。

  • 周囲への配慮や予算重視 → 水性塗料

  • 長持ちと耐久性を最優先 → 油性塗料

このように考えると、後悔の少ない選択ができるでしょう🍡 ֹ ᮫ 𓏳݂

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