メンテナンスコストで選ぶ!外壁の長持ちする素材ランキング😎

新築やリフォームを検討している方なら、一度は悩むポイントではないでしょうか
外壁は建物の「顔」であると同時に、雨風や紫外線から住まいを守る大切な役割を担っています。
しかし素材によって耐久性やメンテナンス頻度が大きく変わるため、選び方を間違えると将来的に余計なコストがかかってしまうことも…。
この記事では、外壁の主な素材を耐久性やメンテナンスコストの観点からランキング形式でご紹介します。
「できるだけ長く美観を保ちたい」「メンテナンス費用を抑えたい」という方に向けて、
メリット・デメリットもわかりやすく解説していきます。
目次
外壁素材を選ぶときのポイント
ランキングに入る前に、長持ちする外壁を見極めるための基本的なチェックポイントを整理しておきましょう。
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耐久性:素材自体がどのくらい劣化しにくいか。
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防水性・防汚性:雨や汚れに強いかどうか。
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メンテナンス周期:再塗装や補修が必要になる頻度。
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コストバランス:初期費用とメンテナンス費用を合わせた「トータルコスト」。
これらを総合的に判断することで「最初は高くても結果的に安い」「安いけれど維持費がかかる」といった違いが見えてきます。
外壁素材ランキング(メンテナンスコスト重視)
第1位:タイル外壁
外壁材の中でも「王者」と呼ばれるのがタイル。
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耐用年数:40〜50年
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メンテナンス周期:基本的に不要(シーリングや下地の補修のみ)
タイルは紫外線や雨風にほとんど影響を受けず、色あせや劣化が非常に少ないのが特徴です。
初期費用はサイディングやモルタルより高めですが、メンテナンスコストが圧倒的に低いため、長い目で見るとお得になるケースが多いです。
メリット
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高級感のある見た目
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ほぼメンテナンスフリー
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耐火性・耐久性に優れる
デメリット
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初期費用が高額
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割れた場合は部分補修が必要
「とにかく長持ちして、メンテナンスに悩みたくない!」という方におすすめです。
第2位:金属サイディング(ガルバリウム鋼板)
近年人気急上昇中なのがガルバリウム鋼板を使った金属サイディング。
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耐用年数:25〜35年
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メンテナンス周期:10〜15年ごとの再塗装が目安
錆びにくく軽量で耐震性に優れ、モダンなデザインが魅力です。
特にガルバリウム鋼板は従来のトタンより格段に耐久性が高いため、長期的に安心して使えます。
メリット
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軽量で建物への負担が少ない
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シンプルでスタイリッシュなデザイン
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断熱材付きなら防音・断熱効果も期待できる
デメリット
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キズがつきやすい
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色あせは避けられない
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塩害地域では注意が必要
費用と耐久性のバランスが良く、コストパフォーマンスに優れた素材といえるでしょう。
第3位:窯業系サイディング
日本の住宅で最も普及している外壁材が窯業系サイディング。
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耐用年数:20〜30年
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メンテナンス周期:8〜12年ごとの再塗装
デザインやカラーのバリエーションが豊富で、比較的安価に導入できるのが人気の理由です。
ただしシーリングの劣化や塗膜の劣化が早めに進行するため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
メリット
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デザインの自由度が高い
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初期費用が比較的安い
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全国的に施工事例が多く安心感がある
デメリット
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メンテナンス周期が短め
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ひび割れや反りが発生しやすい
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防水性は塗膜に依存
「とにかく初期費用を抑えたい」「デザインにこだわりたい」という方におすすめです。
第4位:モルタル外壁
昔ながらの工法で使われてきたモルタル。
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耐用年数:20〜30年
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メンテナンス周期:10年ごとに塗装が必要
職人の手仕事による独特の仕上がりが魅力ですが、ひび割れが起こりやすく、補修や塗り替えを怠ると雨漏りのリスクが高まります。
メリット
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デザイン性が高く、塗り方次第で個性を出せる
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高級感のある外観
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不燃性に優れる
デメリット
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クラック(ひび割れ)が入りやすい
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メンテナンス費用がかかりやすい
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職人の技術に仕上がりが左右される
デザインを重視する方にはおすすめですが、メンテナンスをしっかり計画することが重要です。
第5位:木材外壁
自然の風合いが魅力の木材。
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耐用年数:15〜25年
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メンテナンス周期:5〜8年ごとの再塗装
木ならではの温かみや高級感があり、ナチュラル志向の住宅に人気です。ただし雨や紫外線の影響を受けやすく、こまめなメンテナンスが必要です。
メリット
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自然素材ならではの美しさ
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断熱性が高い
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経年変化を楽しめる
デメリット
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劣化が早い
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防火性が低い
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メンテナンス頻度が高い
「見た目にこだわりたいけれど、手入れを惜しまない」という方向けの素材といえるでしょう。
まとめ:トータルコストで考えるのが正解
外壁素材を「長持ち」と「メンテナンスコスト」で比較すると、
タイル>金属サイディング>窯業系サイディング>モルタル>木材という順番になります。
初期費用だけを見るとサイディングやモルタルが安く感じますが、20年〜30年というスパンで考えると、
結局はタイルやガルバリウム鋼板の方がコストメリットが高い場合も少なくありません。
失敗しないためのポイント
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長期的な視点で「トータルコスト」を考える
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自宅の立地条件(海沿い・寒冷地など)を考慮する
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信頼できる業者に相談して比較検討する
外壁は家の寿命に直結する大切な要素です。後悔しないよう、デザイン・費用・耐久性のバランスを見極めながら、
自分のライフプランに合った素材を選んでください。
まずは専門業者に相談し、シミュレーションをしてみるのがおすすめです。
プロの視点でアドバイスを受ければ、将来のメンテナンス費用まで含めて納得のいく選択ができるはずです。

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