
屋根ハゼの役割と施工法:立平葺きで知るべき基本と技術
屋根は家を雨風から守る重要な役割を担っています。 中でも金属屋根は耐久性に優れ、様々な施工方法があります。 本記事では、金属屋根の施工において欠かせない技術であるハゼに着目し、その役割と種類、そして立平葺きという施工方法の特徴について解説します。 建築に関心が高く、屋根の構造や材料に詳しい方に向けて、適切な材料選びと施工方法の選定に役立つ情報をお届けします。 □屋根の基本:ハゼの役割と種類 ハゼとは、金属屋根材の接合部に用いられる金属の折り曲げ部分のことを指します。 ハゼ継ぎや子ハゼ掛けといった技術を用いて、異なる厚さの板を接合することができます。 ハゼの主な役割は以下の通りです。 1:防水性の向上 ハゼを用いることで、屋根材同士の隙間からの雨水の侵入を防ぐことができます。 これにより、屋根の防水性が向上し、雨漏りのリスクを低減できます。 2:強度の確保 ハゼによって屋根材同士を確実に接合することで、屋根全体の強度を高めることができます。 これは、強風や地震などの外的要因に対する屋根の耐久性を向上させます。 3:美観の向上 ハゼを用いた接合は、ボルトや釘を使用しないため、屋根表面の美観を損なうことがありません。 また、ハゼの形状やデザインを工夫することで、屋根の意匠性を高めることも可能です。 ハゼには、様々な種類があります。 代表的なものとして、以下のようなものが挙げられます。 ・一文字ハゼ:最も一般的なハゼで、二枚の板の端を直角に折り曲げて接合します。 ・馳木ハゼ:一文字ハゼよりも深く折り曲げたハゼで、より強固な接合が可能です。 ・レール掛けハゼ:片方の板にレール状の溝を設け、もう一方の板を差し込んで接合します。 これらのハゼを適材適所で使い分けることで、屋根の性能と美観を両立することができるのです。 □立平葺きの特徴とその施工方法 立平葺きは、屋根材を棟から軒先に向かって縦方向に設置する施工方法です。 この方法では、ハゼ締めと嵌合式という二つの異なる結合技術が用いられます。 立平葺きの主な特徴は以下の通りです。 1:優れた防水性 立平葺きでは、屋根材の重なり方向と雨水の流れる方向が一致するため、雨水が屋根材の隙間に入り込みにくくなります。 これにより、高い防水性を実現できます。 2:施工の迅速性 嵌合式の結合方法を用いることで、現場での加工と取り付けがスムーズに行えます。 これにより、施工期間の短縮が可能となります。 3:軽量で耐震性に優れる 立平葺きに用いられる金属屋根材は軽量であるため、建物全体の重量を抑えることができます。 また、屋根材同士がしっかりと結合されているため、地震の揺れに対する耐性も高くなります。 立平葺きの施工手順は、以下のようになります。 1:下地の準備 屋根下地に防水シートを敷設し、その上に縦桟を取り付けます。 縦桟は、屋根材を固定するための基礎となります。 2:屋根材の取り付け 屋根材を縦桟に沿って、棟から軒先に向かって順次取り付けていきます。 屋根材同士は、ハゼ締めまたは嵌合式によって結合します。 3:棟の処理 棟の部分は、専用の棟包み材を用いて防水処理を行います。 これにより、屋根の頂点部分からの雨水の侵入を防ぎます。 4:軒先の処理 軒先には、雨樋を取り付けて雨水を排水します。 また、軒先の屋根材は、風の巻き上げを防ぐために、しっかりと固定する必要があります。 以上のような手順で施工された立平葺きの屋根は、優れた防水性と耐久性を発揮します。 ただし、断熱性や遮音性には課題があるため、必要に応じて断熱材や遮音材を併用することが推奨されます。 □まとめ 本記事では、金属屋根の施工に欠かせないハゼの役割についてご紹介しました。 何か質問等あれば、いつでもご相談ください。 深井塗装は創業以来、地域のお客様に高品質塗装×安心をご提供するため、実績と信頼の老舗塗料メーカー「アステックペイント」の塗料を取り扱い、施工実績を積み重ねてきました! 今回も定期開催しているカラー紹介を行っていきます。 今回は「ブロークンホワイト(色番号:8091)」です。 ブロークンホワイトは、温かみのある黄みがかった白色です。アステックペイントの中でも根強い人気を誇るこの色は、日本の景観と調和しやすく、明るく優しい印象を与えます。建物の和洋を問わず、どのスタイルにもオールマイティーに使えるのが魅力です。ニュートラルホワイトに比べて、より明るく温かみのある仕上がりになります。 2024年06月11日 更新 詳しくはこちら塗装・工事の豆知識

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