瓦屋根の漆喰とは?それらの関係性や劣化症状について紹介します!
みなさん、こんにちは!! 外壁屋根の塗装専門店の深井塗装です!
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◎深井塗装のサービス内容
外壁塗装・屋根塗装・屋根カバー工法・屋根葺き替え工事・防水工事・シーリング工事
屋根は、家を守るために不可欠な要素です。
この重要な役割を担っているにも関わらず、その重要性に気づかずにいる方もいるのではないでしょうか。
本稿では、屋根の漆喰の役割とメンテナンスの大切さについて掘り下げていきます。
日々の生活に忙しい方、自宅の長期的な品質を維持したい方には特にお読みいただきたい内容です。
□瓦屋根と漆喰の関係とは?
瓦屋根に使用される漆喰は、屋根の棟部分、つまり頂点部分に施されます。
この部分は特に風雨の影響を受けやすいため、保護が重要です。
漆喰の主要な役割は、葺き土を風雨から守り、屋根の耐久性を高めること。
加えて、漆喰は白く美しい見た目を提供し、家の外観の美しさを向上させます。
*耐久性の向上
漆喰は葺き土を風雨から守ることで、屋根の耐久性を向上させます。
特に暴露部分の保護は重要で、これが屋根の全体的な寿命に大きく影響します。
*美観性の向上
漆喰はその白さで屋根に清潔感と美しさをもたらします。
歴史的にも、この美観は家のステータスを象徴する要素とされてきました。
□漆喰の劣化症状とは
漆喰の劣化は、屋根の機能低下に直結し、その影響は家全体に及ぶ可能性があります。
主な症状としては、棟の台土流出、瓦の抜け落ち、雨漏りが挙げられます。
1:棟の台土流出
漆喰が剥がれることによって、棟の台土が風雨にさらされ、流出するリスクが高まります。
この台土は屋根の基礎のようなものであり、その流出は屋根全体の安定性に影響を与えるため、非常に深刻です。
屋根は家のシールドのような役割を果たすため、棟の台土が流出することは、屋根の耐久年数や住宅全体の寿命に直接影響を及ぼします。
通常、瓦の寿命は約35年から60年程度と考えられていますが、棟の台土や漆喰の耐久年数はそれよりも短く、約20年程度です。
2:瓦の抜け落ち
漆喰の剥がれは瓦の接着力の低下を引き起こし、瓦がずれる原因となります。
瓦がずれると、雨水が屋根内部に侵入し、さらなる劣化を促進させます。
棟の部分に使用される漆喰は、瓦のズレや雨水の侵入を防ぐ重要な役割を果たしており、この部分の劣化は瓦屋根の持つメリットを大きく損なうことになります。
また、この問題は外からは見えにくく、気づきにくいため、定期的な点検が重要です。
3:雨漏り
漆喰の劣化が進むと、最終的には雨漏りの原因となります。
雨水が屋根の下地に到達し、屋内に侵入すると、家全体の損傷につながる可能性があります。
この段階に至ると、単なる漆喰の修理では解決できず、屋根全体の修繕が必要になる場合もあります。
雨水が屋根の内部に浸透すると、それは瓦の裏側にも回り込み、ルーフィングと呼ばれる防水シートの劣化を招きます。
この防水シートは屋根の最後の防衛線であり、この部分が損傷すると、雨漏りへと直結するのです。
雨水が屋根の下地を通過すると、屋根下地の補修も必要となり、修繕費用が大きく跳ね上がることがあります。
□まとめ
この記事では、屋根の漆喰が果たす役割と、その定期的なメンテナンスの重要性を解説しました。
漆喰は屋根の耐久性を高め、美観を保つ重要な要素です。
その劣化は、棟の台土流出、瓦の抜け落ち、最終的には雨漏りへとつながる可能性がありますが、定期的なメンテナンスを行うことで、これらの問題を防ぎ、自宅の長期的な品質を維持できますよ。