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屋根カバー工法のメリット・デメリット

塗装・工事の豆知識 2024.03.30 (Sat) 更新

みなさん、こんにちは!! 外壁塗装・屋根工事専門店の深井塗装です!

深井塗装は国家資格を保有する自社職人が施行している地域密着型の外壁塗装専門店です。

 ◎深井塗装のサービス内容

 外壁塗装・屋根塗装・屋根カバー工法・屋根葺き替え工事・防水工事・シーリング工事

 

今回のテーマは屋根カバー工法について

 

 

■屋根のカバー工法とは

屋根は、雨漏りを防ぐために防水シートを敷くことで保護されます。しかし、少なくとも25年経過すると、この防水シートが劣化し、雨漏りの原因となることがあります。

屋根カバー工法は、現在の屋根材の上に新しい屋根をかぶせる方法です。これには、既存の屋根の上に防水紙を貼り、その上に軽量な金属の屋根を取り付ける手順が含まれます。

この方法は、塗装よりも耐久性があり、既存の屋根の撤去や処分が不要なため、葺き替えよりもコストが安く済みます。また、廃材も少なく、環境にもやさしい方法です。

 屋根カバー工法には、主に2種類の材料が使われます。平滑な金属屋根と、石材チップが付いた屋根材です。どちらも新築時にも使用されることがあります。

葺き替え工事との違いは、葺き替え工事では既存の屋根材を撤去して新しい屋根材を葺くため、廃材処理費や手間がかかり、コストが高くなります。一方で屋根カバー工法では撤去費用や廃材処分費が不要なため、コストを抑えることができます。

主要なメーカーや商品としては、アイジー工業のスーパーガルテクト、ディートレーディングのディプロマットスター、セキノ興産のダンネツトップなどの屋根材か挙げられます。これらの商品は人気があり、屋根業者によってよく利用されています。

 

■カバー工法のメリット

 ①断熱性・遮音性・防水性が向上する

屋根カバー工法では、屋根材に断熱材が取り付けられたり、既存屋根との間に通気層が形成されることで、断熱性能が向上します。これにより、特に夏場の2階の暑さに対する効果が大きくなります。また、金属屋根材をかぶせる前に既存屋根の上に防水紙を張るため、雨漏れ防止効果も高まります。さらに、屋根が2重構造となるため、雨音の軽減も期待できます。特に石材チップ系の金属屋根材は表面に加工がされているため、その効果が顕著です。

 ②リフォーム費用が安い

屋根カバー工法は、葺き替え工事と比較して安価に施工が可能です。金属屋根材はガルバリウム鋼板で作られているため、錆びにくく、屋根塗装と比較しても長持ちします。そのため、ライフサイクルコストを考えても、屋根塗装よりもトータルコストを下げることができる場合があります。

 ③工期が短い

屋根カバー工法では、撤去作業や廃材処分が不要なため、工事期間を短縮することができます。通常、葺き替え工事の半分程度の工期で施工が可能です。

 ④騒音やホコリのトラブルが少ない

葺き替え工事では撤去時にホコリや騒音が発生する上に、産業廃棄物用のコンテナやダンプカーを設置する必要があります。一方、屋根カバー工法ではその必要がないため、騒音やトラブルの発生が少なくなります。

 ⑤アスベストにも対応できる

屋根カバー工法では、アスベスト含有の屋根材の上に被せることができます。これにより、アスベストを含んだ屋根材の撤去に伴う手続きや管理が不要となり、手間や費用を節約できます。

 

カバー工法のデメリット

①耐震性への影響

屋根カバー工法によって屋根に追加される金属屋根材は、屋根を重くする可能性があります。しかし、0.30.4mm厚のガルバリウム鋼板は非常に軽量で、屋根全体に重みを均等に分散させるため、耐震性に大きな影響を与えることはありません。実際に、新築時の屋根の設計には積雪量も考慮されており、一般的には問題ありません。金属の重さが心配な方は、実際にサンプルを手に取って軽さを体感してみてください。

 ②瓦屋根には適用できない

屋根カバー工法は主にスレート系屋根材の上に施工されるため、日本瓦や洋瓦などの陶器瓦や、すでに金属系屋根材が使用されている場合は適用できません。屋根を軽くすることで住宅の耐震性が向上するため、陶器瓦から金属屋根に交換する場合もあります。地震に対するリスク軽減を考えている方には、有益な選択肢となるでしょう。

 ③内部の補修が必要な場合には施工できない

既存の屋根に雨漏りが発生し、屋根下地材の交換や補修が必要な場合は、屋根カバー工法を施工することは適していません。屋根カバー工法を行うためには、傷んだ下地を一部でも撤去し、補修や交換、補強を行う必要があります。

 

屋根カバー工法の費用目安

屋根カバー工法の費用は、一般的に断熱材付きの平板金属屋根材や石材チップ系の屋根材を使用する場合、おおよそ1㎡あたり10,000円~12,000円程度が費用相場とされています。ただし、最近の物価上昇の影響で、価格は変動する可能性がありますので、あくまで目安としてご参考ください。一般的な戸建て住宅の場合(35坪~40坪)、屋根面積はおおよそ100㎡前後となりますので、費用は100万円~120万円程度になるでしょう。ただし、使用する屋根カバー材によって費用は多少異なります。

 ご自宅の屋根の平米数に上記の価格を掛け合わせることで、おおよその費用を把握できます。また、屋根工事には必須の仮設足場も費用に含まれます。建物の大きさによって異なりますが、おおよそ40坪前後の2階建ての建物の場合、仮設足場の費用は12万円~20万円程度が目安です。

 すでにお見積もりを取得されている場合は、その作業単価と比較してみてください。仮設足場費用は安価ではないため、外壁や屋根工事など必要な工事を一度に行うことで、長期的に見てコストを節約できる場合があります。外壁修理や外壁塗装も同時に施工されると、費用対効果が高まります。

 

 

深井塗装は、地元の屋根工事店として外装リフォームをメインに、お家を雨や風から守る工事を行っています。

 ① 地域密着対応 主に東京23区を中心に埼玉県南部、千葉県で活動しています。屋根・外壁工事の無料現地調査・お見積もりを行い、「何かあったら直ぐに駆け付ける」をモットーに迅速な対応を心掛けています。

 ② 安心価格 交通費や時間の削減を図り、適正価格でお見積もりを提供しています。ご予算に合わせて工事内容を提案することも可能です。

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④ 安心保証 屋根リフォーム工事には最大25年の保証、外壁塗装工事には10~15年の保証が付いています。アフターメンテナンスや万が一のトラブルにも迅速に対応します。

 ⑤ 火災保険申請のサポート 屋根の被害状況を調査し、火災保険の申請やアドバイスを行っています。経験豊富なプロにお任せください。

 

屋根修理や外壁塗装をご検討中の方は、まずは無料の屋根点検・お見積もり・雨漏り調査を受けてみることをお勧めします。深井塗装では無理な営業はいたしませんので、お気軽にご相談ください! (⌒∇⌒) 

 

 

 

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