スタッフブログ 塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします!

HOME > スタッフブログ > 塩ビ鋼板とは?見分け方と特徴を徹底解説!౨ৎ#️🦊

塩ビ鋼板とは?見分け方と特徴を徹底解説!౨ৎ#️🦊

塗装・工事の豆知識 2025.12.11 (Thu) 更新

建築現場やDIYで鋼板を扱っていると「これって普通の鋼板?それとも塩ビ鋼板?」と迷うことがありませんか。

見た目はそっくりでも、実は性能や用途に大きな違いがあります⊹˙∘•💫ᯓ

間違った判断をすると、想定通りの耐久性が得られなかったり、施工後すぐに劣化してしまうリスクもあるため注意が必要です。

この記事では、塩ビ鋼板の特徴をわかりやすく解説した上で、一般的な鋼板との違いや、誰でもできる見分け方を紹介します

これを読めば、現場でも迷わず判断できるようになるはずですよ!

テキスト塩ビ鋼板とは?見分け方と特徴を徹底解説と四葉のクローバーの写真


塩ビ鋼板とは?

塩ビ鋼板とは、鋼板の表面に塩化ビニル樹脂(PVC)をコーティングした建材のことです。

樹脂で覆うことで錆や腐食に強くなり、屋外や水回りでも使用できるのが大きな特徴です。

さらに、表面の色や模様を変えやすいため、意匠性にも優れています。

家電製品のパネル、建築資材、屋外設備など、幅広い場面で採用されており、実用性とデザイン性を兼ね備えた素材と言えるでしょう。


塩ビ鋼板の特徴

耐候性に優れる

PVCコーティングにより、紫外線や雨風による劣化を防ぎやすいのがポイントです。

普通の鋼板では錆びやすい環境でも長持ちしやすく、メンテナンスの頻度を減らせます。

防錆性が高い

金属部分が樹脂でカバーされているため、水分や酸素に触れにくく、錆の発生を抑えられます。

デザインの自由度

カラーや模様のバリエーションが豊富で、外壁材や装飾材としても使いやすいです。

金属らしさを出したい場合にも、木目調や石目調などに仕上げることが可能です。

軽量で扱いやすい

一般的な鋼板に比べて軽いものが多く、施工のしやすさや加工のしやすさも評価されています。


塩ビ鋼板の種類と用途

塩ビ鋼板は厚みや表面加工によっていくつかの種類に分かれます。

  • 厚手タイプ:外壁材や屋根材として使用。耐久性を重視する現場に向いています。

  • 薄手タイプ:家電製品のパーツや内装材など、加工しやすさが求められる場所に採用されます。

  • 表面加工タイプ:エンボス加工や艶消し加工など、見た目や質感を変えたものもあります。

用途は外装から内装まで幅広く、塗装仕上げを省略できる点も選ばれる理由のひとつです。


一般的な鋼板との違い

普通の鋼板と塩ビ鋼板を比べると、大きな違いは以下の3つです。

  1. 錆びにくい:コーティングがあるため腐食に強い。

  2. 軽量:加工性が良く、施工がしやすい。

  3. 耐候性:屋外で長期間使用しても劣化が遅い。

一方で、耐熱性は通常の鋼板の方が強い場合もあります。そのため用途によって使い分けが必要です。


塩ビ鋼板の見分け方徹底ガイド

「これは塩ビ鋼板なのか?」と迷ったときに試せる方法を紹介します。

見た目で判断する

塩ビ鋼板は表面が滑らかで、独特の光沢や模様があることが多いです。カラーバリエーションが豊富で、一般的な鋼板よりもデザイン性が高い傾向があります。

触感で判断する

触ってみると柔らかさを感じることがあります。特に薄いタイプは爪で軽く押すとへこむこともあります。

ただし、すべての塩ビ鋼板が柔らかいわけではないため、ほかの方法と組み合わせるのが確実です。

磁石を使う

樹脂コーティングがあるため、磁石がくっつきにくい場合があります。一般的な鋼板は磁石が強くつきますが、塩ビ鋼板は弱くつくか、まったく反応しないケースもあります。

表面加工や刻印を確認する

メーカーによっては表面に模様や凹凸加工、あるいは製品刻印が施されていることがあります。

こうした表示は塩ビ鋼板を見分ける手がかりになります。


見分けがつかない場合の対処法

複数の方法を試しても判断できない場合は、専門家に確認してもらうのが安心です。建材販売店や施工業者にサンプルを持参すれば、すぐに判別してもらえます。DIYで判断が難しいと感じたら、無理せずプロに頼ることをおすすめします。


塩ビ鋼板を扱うときの注意点

高温環境には弱い

PVCコーティングは耐候性に優れていますが、熱にはやや弱い傾向があります。高温になる設備周辺では使用を避ける方が安全です。

塗装する場合のポイント

表面が樹脂コーティングされているため、通常の塗料は密着しにくいことがあります。専用のプライマーを使用することで密着性を確保でき、塗装の耐久性も高まります。

メンテナンスは定期清掃で十分

基本的には汚れを定期的に落とす程度で問題ありません。カビや苔が付着した場合は中性洗剤や専用クリーナーを使用しましょう。


まとめ

塩ビ鋼板は、塩化ビニル樹脂でコーティングされた鋼板で、耐候性や防錆性に優れた素材です。

一般的な鋼板との違いを理解することで、用途に応じた正しい選び方ができます🌿໒ ࣪˖˚

見た目・触感・磁石・刻印など複数の方法を組み合わせれば、現場でも塩ビ鋼板を判別可能です。

判断に迷った場合は、専門業者に相談するのが確実です💪

塩ビ鋼板の特性を理解し、正しく使いこなすことで、安全で長持ちする施工が可能になります!


塗装職人の作業中の写真
お問い合わせはこちら

足立区・東京23区・埼玉県南部地域密着!
お客様の大切なお家を
守ります
ご相談見積り診断無料です!!

0120-121-888 【営業時間】8:00~19:00

  • 外壁塗装ショールーム 来店予約でQUOカード進呈!!来店予約はこちら
  • クオカード進呈お気軽にご相談ください お見積り依頼 見積り依頼はこちらから

他社でお見積り中の方も大歓迎!失敗しないためにもぜひ比較してください!!