サーモアイSiの耐用年数と価格相場🤸♂️遮熱効果はどれくらい持続する?🎢
こんにちは。屋根や外壁の塗り替えを検討している方の中には「せっかくなら遮熱効果のある塗料を選びたい」
と考えている方も多いのではないでしょうか。
特に夏場の暑さが厳しい地域では、遮熱塗料を使うことで室内環境の改善や冷房代の節約につながることが期待できます⛄ ᰍ˚⸝
その中でも人気が高いのが日本ペイントのサーモアイシリーズです。
今回はシリーズの中でもバランスの取れた「サーモアイSi」に焦点を当て、耐用年数・価格相場・遮熱効果の持続性について詳しく解説します!!引用:日本ペイント
目次
サーモアイSiとは?
サーモアイSiは、日本ペイントが開発した遮熱機能付きのシリコン塗料です。
屋根専用として販売されており、赤外線を反射することで屋根表面の温度上昇を抑える効果があります。
特徴は以下の通りです。
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価格と性能のバランスが良い
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遮熱効果で室内温度の上昇を抑える
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シリコン樹脂のため耐久性も十分
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幅広いカラーバリエーションがある
上位グレードにはフッ素タイプの「サーモアイ4F」もありますが、コストを抑えつつ耐久性と遮熱性を兼ね備えたい方にはサーモアイSiが選ばれることが多いです。
サーモアイSiの耐用年数
シリコン系塗料として標準的な耐用年数を持ち、一般的には10年から13年程度が目安とされています。
ただし実際の寿命は次の要因によって前後します。
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屋根の勾配や方角
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日当たりや風通しの良さ
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地域の気候(沿岸部や豪雪地域など)
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下地処理や施工の丁寧さ
施工が適切であれば12〜13年ほど持つケースも多く、定期的な点検を行えば長期間効果を維持できます。
遮熱効果はどれくらい持続する?
サーモアイSiの最大の特徴である遮熱効果は、施工直後が最も高く、年数を経るごとに徐々に低下していきます。
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施工直後:屋根表面温度を最大10〜15度程度低下
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5年経過後:やや低下するが効果は実感できる
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10年以上経過:劣化により遮熱性能が落ちる
遮熱顔料そのものは劣化しにくいのですが、表面の塗膜が汚れや色あせを起こすと反射率が下がり、効果が薄れていきます。そのため遮熱効果を長く維持するには、定期的な点検と必要に応じたメンテナンスが欠かせません。
サーモアイSiの価格相場
実際に工事を依頼する際の費用感も気になるところです。相場は以下の通りです。
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屋根塗装(30坪住宅・足場込み):60万円から90万円程度
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平米単価:1平米あたり2500円から3500円程度
塗料代そのものは1缶あたり2万円台から購入可能ですが、実際の工事費には足場・高圧洗浄・下地処理・人件費などが含まれます。そのため「塗料代だけ」で考えるよりも、総額で比較するのがポイントです。
サーモアイSiを選ぶメリット
ここで改めて、サーモアイSiを選ぶメリットを整理しておきましょう。
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遮熱効果で夏場の室内温度を下げられる
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エアコンの使用量を減らし光熱費の節約に貢献
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シリコン系のため価格と耐久性のバランスが良い
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カラーバリエーションが豊富で外観に合わせやすい
コストと性能のバランスが取れているため「遮熱塗料を試してみたいけど高額なのは不安」という方におすすめです。
デメリットや注意点
メリットが多い一方で、注意すべき点もあります。
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フッ素塗料に比べると耐用年数はやや短い
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遮熱効果は徐々に低下する
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濃い色を選ぶと効果が薄れる
特に色選びは重要です。遮熱効果を最大限発揮したい場合は、白や明るい色の方が効果的です。濃い色を選ぶと屋根温度の低下幅が小さくなるため、デザイン性とのバランスを考える必要があります。
他の塗料との比較
サーモアイSiを検討する際には、他の遮熱塗料やフッ素塗料と比較することも大切です。
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サーモアイ4F(フッ素):耐用年数15年以上、価格は高め
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遮熱シリコン塗料(他社製品):同等の価格帯で性能差は小さい
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遮熱フッ素塗料:高耐久だが初期費用が高い
長期的にコストを抑えたい場合はフッ素、初期費用を抑えつつ遮熱を取り入れたい場合はシリコン系という選び方が一般的です。
サーモアイSiを長持ちさせるポイント
せっかくの遮熱塗料も、施工やメンテナンスを誤ると効果が十分に発揮されません。長持ちさせるためのポイントは次の通りです。
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下地処理を丁寧に行う業者を選ぶ
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遮熱効果を考慮して明るめの色を選ぶ
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定期的に屋根の点検を受ける
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苔や汚れが付いたら早めに洗浄する
信頼できる施工業者に依頼することが、何よりも重要なポイントです。
まとめ
サーモアイSiはシリコン系の遮熱塗料として、耐用年数10〜13年、価格相場60万円から90万円程度と、
コストと性能のバランスに優れた商品です。施工直後は屋根温度を10度以上下げる効果が期待でき、
適切にメンテナンスすれば10年以上快適な住環境を保てます。
「遮熱効果を取り入れたいけれどコストも気になる」という方にぴったりの選択肢といえるでしょう。
最終的には家の立地条件や予算に応じて、業者と相談しながら最適な塗料を選ぶのがおすすめです。

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