スタッフブログ 塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします!

HOME > スタッフブログ > アルミ塗装の下地処理とプライマー選び҂ ꒷🏭 ˚.失敗しない方法🎐

アルミ塗装の下地処理とプライマー選び҂ ꒷🏭 ˚.失敗しない方法🎐

塗装・工事の豆知識 2025.12.05 (Fri) 更新

外壁塗装や屋根塗装を検討する中で「サッシや手すりなどアルミ部分も一緒に塗装できないのかな?」と気になったことはありませんか?

実はアルミは錆びにくい一方で、塗料が密着しにくい素材のため、正しい知識を持たずに塗装すると数ヶ月で剥がれてしまうことも珍しくありません。

この記事では、アルミ塗装を成功させるために欠かせない下地処理の方法や、相性の良いプライマーの選び方について詳しく解説します!

DIYで挑戦する方はもちろん、業者に依頼する際の判断基準としても役立つ内容です🐟 ⌒⌒ Ⳋ

テキストアルミ塗装の下地処理とプライマー選び҂ ꒷🏭 ˚.失敗しない方法とアルミの背景


なぜアルミ塗装は難しいのか?

アルミは鉄のように赤錆が出ないため、メンテナンスが不要だと思われがちです。しかし実際には、表面が酸化皮膜で覆われており、この皮膜が塗料を弾いてしまいます。その結果、密着性が弱くなり、通常の鉄部や木部と同じ感覚で塗装しても長持ちしません。

さらにアルミ表面は滑らかでツルツルしているため、塗料が定着しにくいのも難点です。

つまり「下地処理」と「専用プライマー」が成功のカギとなります。


下地処理の重要性と具体的な流れ

アルミ塗装で最も大切なのは下地処理です。どんなに高品質な塗料を選んでも、下地処理が甘ければ数ヶ月で剥がれてしまいます。ここでは具体的な手順を紹介します。

1. 洗浄と脱脂

まずは油分や汚れを徹底的に取り除きます。中性洗剤やシンナーを使って表面を拭き上げ、皮脂や油汚れを落としましょう。特に屋外のアルミは排気ガスやホコリが付着しているため、念入りに行う必要があります。

2. サンディング(目荒らし)

次に耐水ペーパーやサンドペーパーで研磨を行い、塗料が食いつきやすい表面を作ります。150〜240番程度が適切で、細かすぎると滑らかになりすぎて逆効果です。サンディングによって酸化皮膜も除去され、密着性が高まります。

3. 下地の状態チェック

ひび割れや欠けがある場合は補修材で整えておきましょう。表面が滑らかに整えられていないと、プライマーや上塗りの仕上がりにムラが出ます。

この3つの工程を丁寧に行うことで、塗装の寿命が大きく変わってきます。


アルミに適したプライマーの種類と特徴

下地処理が終わったら次はプライマーです。アルミ塗装では「密着性を高めるための専用プライマー」が必須となります。代表的な種類を整理してみましょう。

エポキシ系プライマー

アルミとの相性が良く、強力な密着力を発揮します。防錆効果もあるため、屋外で使う手すりや門扉におすすめです。乾燥時間はやや長めですが、信頼性は高いです。

ウレタン系プライマー

柔軟性があるため、温度変化による膨張・収縮に対応しやすいのが特徴です。塗膜がしなやかなので割れにくく、住宅周りのアルミ部材にも適しています。

二液型プライマー

主剤と硬化剤を混ぜて使うタイプで、プロがよく採用します。コストは上がりますが、耐久性と密着性は抜群です。DIYでも本格的に仕上げたい人には検討の余地があります。


上塗り塗料の選び方

プライマーで密着性を確保した後は、上塗り塗料を選びます。おすすめの種類は次の通りです。

  • ウレタン塗料:コストと仕上がりのバランスが良い

  • シリコン塗料:耐久性が高く屋外使用に適している

  • フッ素塗料:高額だが紫外線や風雨に強く、長寿命

例えばサッシ枠など室内に近い部分はウレタンで十分ですが、門扉やバルコニー手すりなど紫外線や雨風にさらされる部分はシリコン以上を選んだ方が安心です。


DIYでよくある失敗例とその回避法

アルミ塗装をDIYで行う場合、次のような失敗が多く見られます。

  • プライマーを使わず直接塗ったら数ヶ月で剥がれた

  • 下地処理を省略してムラが出た

  • 厚塗りしすぎて乾燥不良を起こした

  • 色選びを誤り、屋外で劣化が目立った

これらを防ぐには「脱脂→研磨→プライマー→上塗り」の手順を守ることが基本です。特にプライマーを省略するのは大失敗の原因なので要注意です。


業者に依頼する場合のチェックポイント

DIYに不安がある場合は専門業者に依頼するのが安心です。ただし業者によってはアルミ塗装の経験が少ない場合もあるため、以下を確認しましょう。

  • アルミ専用プライマーを使用しているか

  • 使用する塗料の商品名や種類を明示できるか

  • 過去の施工実績があるか

  • 保証内容が明確になっているか

丁寧に説明してくれる業者を選ぶことで、仕上がりや耐久性の面で安心感が得られます。


アルミ塗装の費用相場

費用感も気になるところです。目安は以下の通りです。

  • サッシや小物:数千円〜数万円

  • 手すりや門扉:3万円〜10万円程度

  • 外装全体のアルミパネル:20万円〜50万円程度

DIYなら材料費数千円で済みますが、長期的な耐久性を求めるならプロに依頼する方が結果的にお得になる場合もあります。


アルミ塗装を長持ちさせるためのポイント

せっかく塗装したアルミ部分を長持ちさせるには、次の点を意識しましょう。

  • 定期的に汚れを洗浄して清潔に保つ

  • 表面に傷が付いたら早めに補修する

  • 塩害地域では特にこまめなメンテナンスを行う

  • 施工後は業者の点検や保証を活用する

これらを意識するだけで耐用年数は大きく変わります。


まとめ

アルミ塗装は鉄部や木部に比べて難易度が高いですが、正しい手順を踏めば長持ちさせることができます。

  1. 洗浄と脱脂で油分や汚れを除去する

  2. サンディングで酸化皮膜を落とす

  3. アルミ専用プライマーで密着性を確保する

  4. 用途に合った上塗り塗料を選ぶ

DIYに挑戦するなら手順を丁寧に、業者に依頼するなら専門知識と実績を持つ会社を選ぶことが大切です。

正しく施工されたアルミ塗装は、美観を保つだけでなく、長期にわたって住まいを守ってくれますよ♡⸝⸝🪐༘⋆


お問い合わせはこちら

足立区・東京23区・埼玉県南部地域密着!
お客様の大切なお家を
守ります
ご相談見積り診断無料です!!

0120-121-888 【営業時間】8:00~19:00

  • 外壁塗装ショールーム 来店予約でQUOカード進呈!!来店予約はこちら
  • クオカード進呈お気軽にご相談ください お見積り依頼 見積り依頼はこちらから

他社でお見積り中の方も大歓迎!失敗しないためにもぜひ比較してください!!